鳳凰記

つまる日常はおもしろい

月ない夜に漱石の

 

たったひとり

毎日に

 

そっと寄り添ってくれるから

愛しく思う。

 

だけれど、毎日

少しずつ変わってしまうから

どこか切ない

 

もう2度と会えないから

もう一度、会いたくなる

 

また会えると分かっていても

さよならは寂しい。

 

 

明後日の世界は、月がない

ロマンチックが消える夜

 

 

だけれど、

 

そんな日も、きっと

誰かを想うから

とてもロマンチックな夜になる