鳳凰記

つまる日常はおもしろい

抒情歌

まだ太陽も顔を出してない頃に起きて出掛ける支度をしている間も

 

 

気になってしまう。

まるで心から消えてしまったらいけないもののような

そんな感覚に陥ってしまう

魔法をかけてくれるなにかに出会えたら

それはそれで幸せなのではないかと思うけれども、

 

それは一時的な感情だと悟って

またつまらない日常をつまるように過ごす日々は、どちらがいいと言われたらわからない。

この時間がいつまで続くかも、報われるかも分からない時間は楽しいのだけれど

 

時が経って、あれ

 

思い出せなくなってしまうのは、

 

自分の中でどう落とし前をつければいいのでしょう。

 

 

それは人間に対してだけでなくても

昨日帰り道で見つけたあれかもしれないし

ずっと解けない問題かもしれない。

 

 

 

わかりそうで分からないもやもやが

 

きっとこのためにあるのなら、

 

 

 

 

十分詰まる人生だこと。

 

 

 

 

何に悲しんでる訳でないのです。

 

いや、そう言いたいだけかもしれない。

 

 

別れは辛いです。

 

 

 

 

本だって

 

 

 

終わりたくなくても

勝手に終わるのです。

 

 

結末があるのですから。

 

 

 

永遠なんてないんです。

 

 

 

でも、なくてもいいんです。

 

 

 

 

自分の中を占領する者たちが次々現れてくれるんです。

 

 

 

ただ、貴方だけはいつまでたってもそこにいるのです。

 

 

 

もうずっと前からいないというのに。

 

 

 

 

 

まあ、思い出せないんですけどね。

 

 

f:id:rika_suzuki:20190612222231j:image

 

わたくしは常に何かに占領されながら

大切な貴方と毎日を生き抜くのです。